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睡眠時間が短くてカラダに不調が!?睡眠の質をあげるコツ

仕事が長引くほど睡眠が犠牲に・・・

睡眠時間が短かった人は労働時間が長いことがわかっています。

「仕事が忙しいために帰りが遅く、睡眠時間を削らざるを得ない」働く女性の現実が見えてきました。

労働時間が長く、睡眠を削った結果、体にはどのような影響が出るのでしょうか。

睡眠時間が6時間未満だった方と6時間以上だった方を比較してみたところ、睡眠時間が短い人たちでは、「肩こり」「むくみ」「疲れやすさ」といった不調に悩まされている人が多くいることがわかったのです。

睡眠時間を削ってまでがんばって仕事をしたのに、その結果が体の不調とは‥

仕事によって睡眠時間が削られるのは男性も同じですが、忙しい現代人としては量を質で凌駕する睡眠にしたいものですね。

睡眠の質を上げるカギ

「睡眠時間が短いにもかかわらず、体の不調が少ない人の特徴」としては、食生活において、

  • 緑茶、紅茶、烏龍茶をあまり飲まない
  • パスタ類をよく食べる
  • 根菜、海草類をよく食べる
  • 飽和脂肪酸をあまりとらない

などといった特徴があることがわかりました。

お茶類が含むカフェインは睡眠の質を下げることが知られています。

また、パスタ類については、睡眠ホルモン「メラトニン」の原料となる必須アミノ酸トリプトファンが、炭水化物の中では比較的多く含まれていますので、短い睡眠時間の質を上げている可能性があります(必須アミノ酸は人体では作り出せません)。

根菜、海草類、飽和脂肪酸についてはどうでしょう。

海藻と根菜類には食物繊維という共通点がありますが、「食物繊維が少なく飽和脂肪酸が多い食事をとると、中途覚醒が多く浅い眠りにつながる」ということがわかっています。

食物繊維が豊富な根菜と海草類をよく食べ、飽和脂肪酸を控えめにとる食事は、質のよい睡眠をもたらします。

腸内細菌と睡眠の関係

睡眠ホルモンである「メラトニン」の原料であるトリプトファンを積極的にとることは、質のよい睡眠のために大切なことです。

具体的には、マグロや肩ロースなどの脂身の少ない赤身の肉・魚やアボカド、バナナや豆乳などがトリプトファンを豊富に含んでいます。

豆乳バナナスムージーやアボカドとマグロの和え物は良質な睡眠のために食べておきたいもの。

くわえて、トリプトファンからメラトニンをつくるための最初のステップを担う腸内細菌をととのえることも、睡眠の質向上のために大切なことです。